メンタルケア心理士vsメンタルケア心理専門士

メンタルケア心理士vsメンタルケア心理専門士

メンタルケア心理士と、最上級資格であるメンタルケア心理専門士。2つの違いはどの部分にあるのでしょうか。詳しくみてみましょう。

 

○併願は不可。メンタルケア心理専門士は試験回数も少ない
メンタルケア心理士とメンタルケア心理専門士は、併願受験ができません。まずはメンタルケア心理専門士を取得した上で、メンタルケア心理専門士の受験資格を得られることとなります。また、準メンタルケア心理専門士の取得については、受験資格に関わりません。
試験実施回数を比較した場合、メンタルケア心理士の試験実施回数は年に4回程度、自宅で受験する形になりますが、メンタルケア心理専門士の試験は年に2回、試験地に赴いて受験する必要があります。なおかつ、毎回実施される試験地は東京・大阪のみ、それ以外の仙台、札幌、名古屋、福岡については年1回の実施となります。
もしスピーディーにメンタルケア心理専門士までの取得を目指する場合、試験日時をあらかじめ確認したうえで学習計画を検討する必要がありそうです。

 

○試験内容の違い
メンタルケア心理士とメンタルケア心理専門士の試験内容の違いをみてみます。
メンタルケア心理専門士の試験は、学科20題と800字の文章作成。メンタルケア心理専門士の場合は、学科50題と。実技の試験が行われます。
また、学科の出題分野の違いについてみてみると、メンタルケア心理士は(1)精神解剖生理学、(2)精神医科学、 (3)カウンセリング基本技法の3分野のみ。メンタルケア心理専門士の場合、メンタルケア心理士の範囲に加え、精神医科学緒論、面接技法(カウンセリング技法)、応用生活心理学、カウンセリング技法(心理療法)、精神予防政策学からも出題され、分野は計8分野に渡ります。また、実技については、(1)学科・課題レポート出題範及びガイドラインの事柄について口頭試問、もしくはカウンセリング実技が行われます。

 

○対応している領域の違い
准メンタルケア心理専門士の対応領域は、「不安」、「精神疾患予備軍」、「精神疾患」のすべての分野における「相談分野」です。メンタルケア心理士の場合は、「不安」と「精神疾患予備軍」の「相談分野」のみですが、メンタルケア心理専門士は「精神疾患」も含め、すべての分野の「相談援助支援」も行うことができます。

 

○取得後の進路は
試験内容を比較してもわかる通り、メンタルケア心理士はメンタルヘルスに関する基礎部分をメインに身につけていることの証明になります。それに対し、メンタルケア心理専門士は、応用部分及び、実践的な部分についての専門知識までを身につけている証明となっています。
以上を踏まえると、より専門的な治療も行えることを目指す場合には、メンタルケア心理専門士を目指す必要があることが分かります